プロ野球・オリックスの吉田輝星投手が25日、オリックスの2軍施設で練習を行いました。

吉田投手は金足農業のエースとして夏の甲子園準優勝に輝き、2018年にドラフト1位で日本ハムに入団。しかし、昨季はわずか3試合の登板にとどまり、昨年11月にトレードでオリックスに移籍しました。

自主トレでは基礎トレーニングの見直しに重点をおいたことで、「試合で出るような出力がちゃんと練習で出ている。去年よりも全然いいボールが投げられていると思います」と手応えを感じている様子でした。

新天地で初めてとなるキャンプに向けては「切り替えという部分では楽しみな部分も多い」と話した一方で「ファイターズよりも選手の数も多いですし、僕がテレビで見て知ってる選手や先輩もたくさんいる。キャンプ中には環境になじんで、自分らしくできるように頑張りたいと思います」と不安を少しにじませながらも意気込みを語りました。

チームのリーグ4連覇に貢献したいと話す吉田投手は「周りの先輩方に球が速い人たちがたくさんいますが、それに流されすぎず、力みすぎずに、自分のボールをまずは投げていきたいと思います」と気を引き締めました。