プロ野球・巨人の中川皓太投手が21日、ジャイアンツ球場で自主トレーニングを行いました。

中川投手は昨季、5月半ばに1軍復帰すると、勝ちパターンの一角として44試合に登板し、1勝4敗14セーブ、防御率2.08を記録。大勢投手が離脱していた6月末以降には、守護神を任されることもありました。

その活躍もあり、契約更改では2500万円増の1億円でサイン（金額は推定）。自身初の大台を突破しました。

この日の投球練習では、スライダー、シュートに次ぐ3球種目として、「チェンジアップ」に挑戦していた中川投手。

チェンジアップの練習を行っていた理由について、「スライダーだけで抑えられれば、いろんな球種扱わなくていいという意味では、簡単でいいですけど、バッターも何年もやっていると、対戦も何回もしてくる。落ちる系とかあったらいいかなと思った」と話しました。

今季は、ドラフト新入団選手に加え、前阪神の馬場皐輔投手やケラー投手、トレードでオリックスから近藤大亮投手などが新たに加入し、厚みを増した巨人の投手陣。ポジション争いも激しさを増します。

新球種について、実戦で投げるのかはまだわからないとした中川投手ですが、新しい武器でさらなる飛躍を目指し、キャンプインに向けた準備を進めます。