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“2週連続三冠”の張本智和が各種目で世界ランク上昇 シングルスは9位、松島輝空との男子ダブルスは2大会で126→10位へ急上昇、早田ひなとの混合ダブルスは2位へ〈最新世界ランク〉

2024年7月9日 16:46
“2週連続三冠”の張本智和が各種目で世界ランク上昇 シングルスは9位、松島輝空との男子ダブルスは2大会で126→10位へ急上昇、早田ひなとの混合ダブルスは2位へ〈最新世界ランク〉
"2週連続三冠”と勢いに乗る張本智和選手(写真:アフロ)
ITTF(国際卓球連盟)は9日、最新の世界ランクを発表しました。

WTTスターコンテンダーバンコク大会が7月2日から7日まで開催。男子シングルスでは、張本智和選手が決勝で世界ランク8位の林高遠選手を4-0で圧勝するなど、2大会連続の優勝。1つランクを上げて9位へ浮上しました。

日本勢は戸上隼輔選手が15位、松島輝空選手が27位、吉村真晴選手が35位、篠塚大登選手が39位と続いています。

また張本選手は松島選手との男子ダブルスで優勝。29つランクアップの10位まで上がりました。6月25日発表時点で126位でしたが、2週連続優勝で一気に急浮上。5位の戸上隼輔選手・篠塚大登選手ペアに次ぐ日本勢2番手となりました。松島選手は五輪のリザーブ選手のため、今夏のパリ五輪で2人が組むことはありませんが、今後の国際大会での活躍に期待されます。

また混合ダブルスでは、早田ひな選手と出場し、決勝で世界4位の香港ペアを撃破。これで韓国ペアを抜き2位に浮上し、パリ五輪混合ダブルスは、世界ランク1位の中国ペアに次ぐ第2シードとなることが決まりました。

パリ五輪の卓球は7月27日から開催。6月27日に21歳となった日本のエース・張本選手は、シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスと2週連続で三冠に輝き、絶好調のままパリへ向かいます。

【男子シングルス】
▽トップ10
1位 王楚欽(中国)
2位 梁靖崑(中国) ↑1
3位 馬龍(中国) ↑1
4位 樊振東(中国) ↓2
5位 フェリックス・ルブラン(フランス)
6位 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
7位 林高遠(中国) ↑1
8位 林昀儒(台湾) ↓1
9位 張本智和(日本) ↑1
10位 パトリック・フランツィスカ(ドイツ) ↓1

【男子ダブルス】
▽トップ3と日本ペア上位
1位 馬龍/王楚欽(中国)
2位 樊振東/王楚欽(中国)
3位 馬龍/林高遠(中国)
5位 戸上隼輔/篠塚大登 ↑1
10位 張本智和/松島輝空 ↑29

【混合ダブルス】
1位 王楚欽/孫穎莎(中国)
2位 張本智和/早田ひな ↑1
3位 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国) ↓1