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【阪神】延長10回に及ぶ接戦はサヨナラ勝利 2アウト満塁の大チャンスで主砲・大山悠輔が大仕事 優勝マジックは1つ減り「25に」

2023年8月22日 22:34
プロ野球セ・リーグ 阪神4xー3中日(22日、京セラドーム)

優勝マジック「26」が点灯している首位・阪神は4連敗中と苦しむ6位・中日と対戦。一進一退となった展開は延長10回、主砲・大山悠輔選手のタイムリーでサヨナラ勝利。接戦を制し、マジックを1減らし「25」としました。

先発は今季6勝目を狙う西勇輝投手。中日から2勝と相性の良い相手ですが、2回に連打と四球でノーアウト満塁とされると、村松開人選手のファーストゴロの間に3塁ランナーが生還し、1点を先制されます。

打線は3回1アウト2、3塁とチャンスを作ると、2番・中野拓夢選手の犠牲フライで同点に追いつくと、さらに4回2アウト1、2塁の場面で木浪聖也選手がタイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功します。

しかし6回、西投手は1アウト1、3塁のピンチを招くと木下拓哉選手が詰まらせた当たりをショート・木浪選手がエラー。この間に3塁ランナーが生還し、同点に追いつかれます。

なおも続く1、2塁のチャンスで中日・立浪和義監督が代打攻勢に出ます。2アウトで迎えた8番・龍空選手の打席で代打・後藤駿太選手を送ると采配が的中。後藤選手はライトへのタイムリーヒットを放ち、勝ち越しを許します。

同点に追いつきたい阪神は7回、2アウト1塁の場面で直近3試合ヒットのない森下翔太選手。中日の3番手・齋藤綱記投手の初球をとらえると、打球は左中間を抜ける当たりに。この間に1塁ランナー・熊谷敬宥選手が一気にホームめがけて走り、気迫のヘッドスライディングで同点とします。

その後、両チーム譲らず延長戦へ。試合が動いたのは延長10回裏、阪神の攻撃。2アウトから近本光司選手がセンター前ヒットで出塁すると、中野選手と森下選手が連続四球で満塁と一打サヨナラの場面。ここで打席にはこの試合2安打を放っている4番・大山選手。対するは中日・田島慎二投手。2ボール1ストライクからの4球目、甘く入ったスプリットを捉えた打球はレフトへと抜け、サヨナラタイムリーとなりました。打った大山選手はガッツポーズ。4-3と接戦を制しました。

サヨナラ勝利を収めた阪神は優勝マジックを1つ減らし、「25」としています。
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