レスリング大国ロシア 国際大会への出場禁止 国際連盟が発表 23年にはロシアで世界選手権開催予定
東京五輪で金メダルを獲得したフリースタイル74キロ級のシダコフ選手【写真:ロイター/アフロ】
UWW(世界レスリング連盟)は2日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアとベラルーシの選手や関係者の国際大会への参加を禁止すると発表しました。
UWWが主催する大会への招待は取りやめとなり、今年中にロシアとベラルーシで開かれる国際大会はすべて中止になるということです。ロシアでは2023年に世界選手権が行われる予定となっていますが、この大会についての言及はありませんでした。
ロシアはレスリング大国の一つとして知られていて、レスリング界での影響力は強く、東京五輪ではROC(ロシアオリンピック委員会)として出場していた男子フリースタイル74キロ級のザウルベク・シダコフ選手と、97キロ級のアブドゥルラシド・サドゥラエフ選手が金メダルを獲得しています。