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日本撃破のイラク「監督の戦術を実行し、勝ち点3を獲得できた」カサス監督「完璧な試合に近づけた」

2024年1月20日 16:15
日本撃破のイラク「監督の戦術を実行し、勝ち点3を獲得できた」カサス監督「完璧な試合に近づけた」
日本はイラク代表FWアイメン・フセイン選手に2点を許し敗戦(写真:新華社/アフロ)
アジアカップ グループステージ第2戦 イラク2-1日本(19日、カタール)

グループステージ2連勝を狙った日本でしたが、イラクに前半2失点を喫する苦しい展開。後半終了間際に1点を返すも、イラクに敗れました。一方のイラクは2連勝で、グループDの首位通過が決定。試合後の会見では、勝利の立役者となったFWアイメン・フセイン選手とヘスス・カサス監督が喜びをあらわにしました。

スペイン出身のカサス監督は「選手たちをとても誇りに思う。ここにいるメンバー26人全員が我々についてきてくれた。イラク国民も、みな彼らを誇りに思うべきだ。完璧な試合は不可能だ。でも完璧な試合に近づけたと思う」と90分間戦い、勝利を手にした選手たちの奮闘を称賛。

またこの試合2得点を挙げたフセイン選手は「(初戦の)インドネシア戦後、テクニカルスタッフがプランをまとめてくれていた。試合直前まで先発メンバーは知らなかったけど、26人全員が準備ができていた。私たちは監督の戦術を実行し、勝ち点3を獲得できたんだ」と入念な日本のスカウティングが勝利につながったと、笑顔を見せながら話しました。

日本に主導権を握らせないため、前半の立ち上がりからイラクは、前線の精力的なプレスとロングボールを軸に押し込むことに成功。前半5分に先制点、さらに前半アディショナルタイムに追加点と、理想的なゲームプランを行いました。

第3戦イラクはグループステージ最終戦でベトナムと対戦。一方の日本は、グループD2位通過をかけて3位インドネシアと直接対決になります。