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【西武】渡辺久信GM 監督代行に思い語る「プロ野球人生を懸けて」「まずはAクラス」 チームはここまで45試合で15勝30敗

2024年5月27日 6:00
【西武】渡辺久信GM 監督代行に思い語る「プロ野球人生を懸けて」「まずはAクラス」 チームはここまで45試合で15勝30敗
監督代行を兼務することとなった西武の渡辺久信GM
プロ野球西武は26日、松井稼頭央監督が休養にともない、渡辺久信GM(ゼネラルマネジャー)が監督代行として兼務することを発表。同日に記者会見に臨みました。

冒頭から、「交流戦から私が監督代行として指揮を執ることとなりました。松井監督だけの責任ではないですし、私もチーム全体を見る立場として非常に申し訳ない、そして責任を感じているところであります。ここからしっかり上を目指して戦っていきます。非常にタフなシーズンになると思いますが、チーム一丸となって、ファンの皆さんの期待に応えられるよう、プロ野球人生を懸けて挑んでいきます」と話します。

現在西武は45試合を終えて15勝30敗でリーグ最下位。「残り98試合、なかなかチームが軌道に乗っていかないというところがずっとありました。ここは一つ監督を私に代えて、チームを軌道に乗せようというところ」と狙いを説明します。今回の決定の要因について「今の成績を受けてです」と話し、この日の試合後に正式に決まったことを説明。また松井監督からは「今、現在の順位、成績に責任を感じていると話をいただきました」とやりとりを明かし、「ただ、これは監督だけのせいではなく、我々を含めて反省している」と自らの責任も強調しました。

GMとしてもチームの不調に責任を感じていたといい、「はっきりいうと11年前に(監督を)辞めたときに、現場には戻らないつもりでいましたが、こういう状況になって自分がやるしかないかなと」と決断。苦しいチーム事情ですが、「まずはAクラス」と目標を掲げます。また1、2軍のコーチ陣は変更せず戦うと話しました。

さらにファンに向けては「チームが厳しい状況の中でも毎日球場に足を運んでくれて応援してくれているファンの方には本当に感謝しています。開幕から2か月間、ファンの方がつらい思いをしているというのは肌で感じておりました。素晴らしい西武ファンのためにもプロとして期待に応えないといけないという義務があります」と思いを語ります。続けて「選手は一生懸命戦っています。松井監督は休養ということで混乱、ショックを受けている選手もいると思いますが、しっかり戦っていこうと話をしました」と前を向きました。

28日からは交流戦が始まり、セ・リーグ4位の中日と戦います。
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