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エンゼルス菊池雄星「チームの未来は明るい」 なじみのない赤のユニホームに苦笑い「どう見えるのかなって」 球団には調整方法で要望も

2025年2月13日 16:00
エンゼルス菊池雄星「チームの未来は明るい」 なじみのない赤のユニホームに苦笑い「どう見えるのかなって」 球団には調整方法で要望も
MLBエンゼルスは日本時間13日、アリゾナ州テンピでキャンプイン。

アストロズからFAとなり、3年総額6300万ドル(約97億円)でエンゼルスに移籍した菊池雄星投手が、初日を振り返りました。

慣れ親しんだ背番号16ですが、これまでなじみのなかった赤いユニホーム姿に「(周りから)どう見えるのかなって気持ちの方が大きいです」と話した菊池投手。

それでも早速ブルペンに入ると、「(感触は)初日にしてはよかった。対戦しないと得られないことが多いですから、BP(実戦形式の打撃練習)が楽しみです」と、打席に人を立たせて力強い球を投げ込みました。

練習後は取材に対応し、「10年間ポストシーズンに出られていない。その力になってほしいと契約の時に言われました。僕はこのチームの未来は明るいと思って選びましたから、とにかく今年ポストシーズンに近づく、狙う。そういう気持ちでいます」と今季に意気込みました。

昨季は2球団に所属して計32登板で9勝10敗、防御率4.05でしたが、シーズン中に移籍したアストロズでは「いかに空振りを取るかという配球や、リスクを少なくする組み立て方、対バッターのデータの見方だったりを教わった」と、10登板で5勝1敗、防御率2.70の好成績。

チームではエースとしての活躍が期待されますが「(期待に)過剰に応えようとしてもいいことは今までなかったので、自分でいることが大事」と、平常心を貫くことの重要性を話しました。

また今季でメジャー7年目、6月に34歳を迎える左腕は、チームからリーダー的な役割も期待されており、「アメリカってクラブハウスにルールがない。ベテランが練習しないでだらけてしまうと、そっちにみんなが流れてしまう。でもベテランがいい姿勢と態度で野球に臨むと、そういう雰囲気が自然と出来上がるのがメジャーのクラブハウス。みんなでいいクラブハウスの雰囲気を作っていきたい」とコメントしました。

そして開幕までの調整について、「オープン戦は中6日で投げさせてほしいと(球団に)伝えた。シーズンは長いので、なるべくオープン戦の登板を少なくして、(登板までの)間を長くする分、トレーニングを3月末までできるようにオーダーしました。肩を作るこの時期が1番肩肘の故障が多いですから。中4日とかでつめても僕はいいことがないんじゃないかなと思って。ゆったり調整させてくださいとお願いしました」と球団へ要望したことも明かしました。
最終更新日:2025年2月13日 16:28
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