プロ野球・阪神の工藤泰成投手が2アウト3塁の場面からマウンドにあがりました。

工藤投手は2024年ドラフトで四国ILplus・徳島から阪神に入団した育成1位ルーキー。オープン戦を含む対外試合では4試合に登板して、合計4イニングを5奪三振、無四球無失点と好投を見せ、前日に支配下登録を勝ち取りました。

支配下登録にあたり「入団した時から、最短で支配下にあがりたいという気持ちを持って努力してきました。タイガースの日本一に貢献できるように、これからも謙虚に頑張っていきたいと思います」と語っていた工藤投手。工藤投手がリリーフカーでグラウンドに現れると球場に集まったファンからは大歓声があがります。さらに1球目を投じるとより大きな歓声があがりました。

工藤投手はピンチの場面で、DeNA・山本祐大選手と対峙（たいじ）します。先日の侍ジャパンにも選出されていた山本選手は、カウント「1-2」から5球目のストレートをしっかりととらえ、ライトへのタイムリーとしました。さらに打席には代打・知野直人選手を迎えますが、工藤投手は5球目のフォークで空振り三振としました。