20日に千葉で開幕する世界最大のアクションスポーツの国際競技会「Xゲームズ」へ向け19日、記者会見と前日練習が行われました。

注目はこの日初公開された、スケートボードやBMXの「ストリート」と「パーク」のコースデザイン。

日本の庭園や寺院をモチーフにして造られており、コースには紅葉の模様やお寺の模型、さらに樹齢200年以上の本物の盆栽が設置されています。

コース設計を手がけたのはオリンピックのコースも手がけるカリフォルニアスケートパーク社。ディレクターのブライアン・ハーパーさんによると「季節に合わせてパークは秋、ストリートは夏をイメージした。本物の盆栽をコースに設置したのは今回が初めて。レンタルしたものだから選手たちに壊されないかドキドキしてる」とのこと。

日本の文化や風土を取り入れたユニークなコースで、金メダルの期待がかかるのは、パリ五輪スケートボード女子ストリートの銀メダリスト・赤間凛音選手。

過去、Xゲームズに4回出場し銀メダルと銅メダルを獲得していますが、金メダルには届いていません。

初の金メダル、そしてパリ五輪のリベンジへ「他の人がやらないトリックを入れて、自分らしいスタイルで優勝したい」と意気込みを語りました。