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ドジャース・佐々木朗希 持ち球のフォークはメジャーで好相性 初キャンプは「慣れないことが多い」

2025年2月16日 16:46
ドジャース・佐々木朗希 持ち球のフォークはメジャーで好相性 初キャンプは「慣れないことが多い」
MLBドジャースのキャンプに参加している佐々木朗希投手(写真:AP/アフロ)
MLBドジャース1年目で初キャンプに参加している佐々木朗希投手が、日米のキャンプの違いについてコメントしました。

佐々木投手は「ウォーミングアップも初めてやって、少し不十分だったというか、スケジュールだったり慣れないところがすごく多い」と、1日のスケジュールに大きな違いがあるといいます。

日米の違いについて元メジャーリーガー・小林雅英さんは「日本だと練習時間が朝9時とか10時スタートだけど、アメリカは5時とか5時半にクラブハウスは開いていて、7時前位に行ってもほとんどみんな集まっている」と明かします。

小林さんによれば、メジャーの選手たちは早朝からコンディション作りや練習をこなし、午後はリフレッシュに充てるなど時間を有効活用しているとのこと。実際、ムーキー・ベッツ選手とテオスカー・ヘルナンデス選手が、家族と陶芸教室に通う様子もSNSにアップされていました。

慣れないスケジュールの中でも、初日からブルペンに入る佐々木投手。ロバーツ監督も見守る中でピッチング練習を行います。

すると、佐々木投手のフォークを受けた捕手、オースティン・バーンズ選手が驚きのリアクション。練習後に話を聞くと「今まで見た事のないフォーク。色々な角度に落ちるので捕るのが難しかった」とコメントしました。

佐々木投手のフォークは回転数が少ない無回転に近いボールだそうで、ナックルと同じように色んな方向にボールが動いていくといいます。

小林さんによれば、このナックルに近いフォークはメジャーの球場と相性が良いそうで、「空気抵抗を受けていろんな方向に落ちたり曲がったり、外の球場で風の抵抗とかを受けやすい。アメリカは(ドームでない)外球場でやることが多いので、良いパフォーマンスに繋がる」としています。

(2月15日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)
最終更新日:2025年2月16日 16:57