バスケ日本代表 25日アウェー・イラン戦にトム・ホーバスHCが社会情勢の影響でチームに帯同せず HC代行は佐々宜央AC
8月25日と30日にバスケットボールアジア地区予選に臨む日本代表。
日本バスケットボール協会(JBA)は15日、25日にアウェーで行われるイラン戦にトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)ら2人の派遣を行わないことを発表しました。
派遣を行わないのはアメリカ国籍のトム・ホーバスHCとコーリー・ゲインズアソシエイトHC。JBAはアメリカ政府がイランへの渡航禁止を定めていることや直近のアメリカとイランの関係性、関係機関からの情報・意見をもとに検討し、決定したということです。
25日のイラン戦には現在までの日本代表におけるコーチ実績とBリーグクラブでの経験を鑑み、佐々宜央アシスタントコーチがHC代行を務めます。
佐々HC代行は2009年にJBL・日立サンロッカーズ(現:サンロッカーズ渋谷)で指導者デビュー。
2017年には琉球ゴールデンキングスでHCを経験。2020年から宇都宮ブレックスでサポートコーチ、アシスタントコーチとして選手を指導、2021-22シーズンにはチーム2度目の日本一に貢献。2022-23シーズンから同チームのHCに就任しました。
代表では2021年にアシスタントコーチに就任。ホーバスJAPANの一員として選手の指導に当たっていました。
8月13日、14日にアジア最上位・イランに連勝した日本。佐々HC代行がどんな指揮を執るのか、注目が集まります。
なお30日に沖縄で行われるカザフスタン戦に関してはトム・ホーバスHCが指揮を執る予定です。