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【自転車BMXフリースタイル】W杯で中村輪夢が優勝 女子は大会最年少14歳の小澤美晴が準優勝

2024年10月22日 12:56
【自転車BMXフリースタイル】W杯で中村輪夢が優勝 女子は大会最年少14歳の小澤美晴が準優勝
BMXフリースタイルW杯第3戦パーク男子で優勝した中村輪夢選手(Naoki Gaman / Japan Cycling Federation)
BMXフリースタイルワールドカップ第3戦(20日、中国・上海)

自転車のBMXフリースタイルワールドカップ第3戦、パーク男子で中村輪夢選手(22)が優勝、女子パークでは小澤美晴選手(14)が準優勝を果たしました。

中村選手は、一本目から大技の「720タックノーハンドtoターンダウン」や新技「バックフリップバースピンtoバースピンバーバックtoダブルバースピン」などを披露し、87.10ptsをマークしました。

その後、パリ五輪銅メダリストのアントニー・ジャンジャン選手が88.99ptsを記録し、中村選手は暫定2位で2本目を迎えます。

すると、中村選手は2本目で男子唯一の90pts越えとなる91.00ptsをマークし、パリ五輪後初のワールドカップを優勝で終えました。

試合後に中村選手は「五輪でこそ(表彰台は)叶わなかったですが、そこに向けて頑張ってきたことが間違いではなかったと思いました」とコメントしました。

今大会最年少の小澤選手は、予選を3位で通過。決勝1本目で「バックフリップバースピン」「トラックドライバー」、2本目で「バックフリップテールウィップ」など高難易度技を決め、2本目では80.30ptsを記録。準優勝に輝きました。

小澤選手は試合後インタビューに応じ「優勝を目指していましたが、準優勝になってしまいとても悔しいです」とコメント。しかし「12月の世界選手権では、技数を増やして頑張りたいです」と次の大会に向けて意気込みを語りました。