続いては高校サッカーですが熊本県大会決勝は白熱の展開となりましたね！そうなんです。大津と熊本商業の一戦は、終盤までもつれる大激戦となりました。

11日に熊本市の水前寺競技場で行われた決勝。3年連続20回目の全国出場を狙う青のユニフォーム大津と勝てば28年ぶりの全国出場となる赤白のユニフォーム熊本商業が対戦しました。

大津は、セットプレーなどで開始からペースを握りチャンスを作ります。
前半7分には碇明日麻のパスから稲田翼！ここは熊本商業のゴールキーパー内野隆大が立ちはだかります

堅い守りで大津の猛攻を跳ね返す熊本商業。前半23分には…

■実況
「稲田がおさめる。シュート！内野がおさえた」

再びキーパー内野隆大がナイスセーブ！
両者一歩も譲らない展開が続く中、迎えた前半24分。
試合を動かしたのは大津でした。

■実況
「古川のクロス逆サイドに流れてシュート！前半24分大津高校先制！」

古川大地のクロスを吉本篤史がダイレクトで合わせ大津が先制します。

追いつきたい熊本商業は後半9分。

■実況
「矢嶋のヘディング。ここはこぼれ球をシュート～！追いついた熊本商業」

相手のクリアボールを鳥飼颯真が技ありのスライディングシュート！
熊本商業が試合を振り出しに戻します。

ここから両チームが意地を見せます。後半14分には大津の山下景司！
後半29分には、熊本商業・吉井孝男が振り向きざまにミドルシュート。
これは惜しくもバーを直撃します。

激闘に決着がついたのは試合終了間際でした。
体を張った熊本商業のプレーが、ハンドを取られ大津にPKが与えられます。

蹴るのはキャプテンの碇。
碇がプレッシャーのかかるPKを落ち着いて決め、大津が2対1で勝利。
3年連続20回目の全国出場を決めました。

■大津・碇明日麻キャプテン
「チームが苦しい状況で最後ああいった形で、みんなの思いを背負って最後決めることができてとてもよかったです」

■大津・宮﨑祐介監督
「色々な方たちから応援のメッセージもいただいて少しでもサッカーを通して恩返しができればと思っていたので色々な方たちに感謝をしたいというのと選手たちにはよく頑張ったと言ってあげたいです」

大津高校は12月28日に開幕する全国大会に出場します。