パリ五輪 AS日本は5位 木島萌香選手に地元白山市からは深夜の大声援
白山市出身の木島萌香選手らアーティスティックスイミングのマーメイドジャパン。前回大会4位の雪辱を誓った今回のパリオリンピック、日本時間の8日未明、最後の種目に挑みました。
2大会連続のオリンピック出場となった木島萌香選手の地元白山市では…
山下実々 記者:
「こちらパブリックビューイングの会場には、深夜にもかかわらず大勢の地元の方が駆け付けています」
同じクラブチームの出身者:
「精一杯、悔いなく演技してほしいなと、心から応援しに来ました」
高1まで木島選手を指導・島田順子さん:
「1日目見たとき、すごく緊張した顔で泳いでいたので、きょうは思い切って、萌香の笑顔を爆発させてきてほしいなと思っています」
3つの種目の合計点で競うアーティスティックスイミングのチーム競技。前日時点で4位の日本は、最後の種目、オリンピックで初めて採用されたアクロバティックルーティンに挑みます。
まずは、最初のアクロバット。
日本のテーマは「アリゲーター」。力強い演技でワニを表現していきます。2大会ぶりのメダル獲得へ、過去最高難度の技で挑みました。
10チーム中7番目に登場した日本は、演技終了時点では3位に。
しかし、その後、アメリカや中国に抜かれ、最終的には5位で今大会を終えました。
高1まで木島選手を指導・島田順子さん:
「顔が映るたびうるっとしながら見てましたけど最後までよく頑張ってくれたと思います」
同じクラブチームの出身者:
「とてもいい演技でした。なので心から拍手を、お疲れ様でしたと言いたいですね」
目標のメダルには届きませんでしたが、東京オリンピックからメンバーが半分入れ替わるなか、木島選手は2大会連続で、この大舞台で日の丸を背負い戦い抜きました。