「年内に横綱昇進を決めないと…」 大相撲実況の藤井康生元アナ 大の里の奮起促す
北國新聞政経懇話会に登壇した元NHKのアナウンサー藤井康生さんは、大相撲中継の実況を38年間担当し、数々の名力士たちの歴史に残る取り組みを伝えてきました。
躍進する地元出身の大関 大の里について、30年に1人の逸材と評しながらも「若手が次々と台頭するなか、ことしで25歳。ゆっくり構えている時間ははい。年内に大関での優勝、そして横綱昇進を決めないといけない」と奮起を促しました。
また、「大関になってからの2場所は物足りない成績」「ここから先は相手をどれだけ研究しているか、稽古をどれだけしているかに尽きる」と持論を述べ、江戸時代の阿武松、昭和の輪島に続く石川3人目の横綱誕生に期待を込めていました。
最終更新日:2025年2月26日 11:48