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山陰ゆかりの選手も熱戦を繰り広げたパリオリンピックが閉幕 8月下旬からのパラリンピックには山陰から3人が出場

2024年8月12日 18:45
山陰ゆかりの選手も熱戦を繰り広げたパリオリンピックが閉幕 8月下旬からのパラリンピックには山陰から3人が出場

17日間にわたって行われたパリオリンピックが閉幕。山陰ゆかりの選手も各競技で熱戦を繰り広げました。8月下旬からはパラリンピックが始まります。

7月26日に開幕したパリオリンピック。全種目が終了し、閉会式が行われました。人気俳優のトム・クルーズさんのアクションが披露されるなどして、会場は大いに盛り上がりました。207の国と地域に、難民選手団を加えた、およそ1万500人が参加したパリオリンピックには山陰からは9人が参加しました。

まずは島根県浜田市出身、男子3000m障害の三浦龍司選手。予選は全体4位と好タイムを出しての決勝レース。集団の中央部分につけてレースを進め、タイム8分11秒72の8位で入賞を果たしました。

8位入賞 三浦龍司選手
「個人的には走っていてものすごくおもしろいレースだった。自分の中でレベルアップしてその中で手ごたえを一つ一つ掴んでいける大会を増やしていきたい」


続いて女子ラグビーでは石見智翠館高校出身の大谷芽生選手と原わか花選手が奮闘しました。過去最高の9位をかけて臨んだ順位決定戦。前半、大谷芽生選手がトライを決め、ブラジルを突き放します。後半も流れをつかみ、キャプテン・平野優芽選手のトライなど合わせて3つのトライを奪い、38対7で勝利。リオの10位、東京の12位を上回る過去最高の9位の成績を収めました。


そして、鳥取県米子市出身女子3m飛板飛込の三上紗也可選手。2回目と3回目の演技を失敗して迎えた5回目。前宙返り2回半2回ひねりえび型と呼ばれる大技に挑戦しますが、結果は21位で予選敗退となりました。

三上紗也可選手
「プレッシャーはあまり感じてなくて、自分の納得のいく演技 ができたらいいかなと思っていたので、そこが出せなかった のが悔しいです。失敗した後からの修正力がなかったなと思います。」


他にも、テニスでは島根県松江市出身の錦織圭選手。男子シングルスと男子ダブルスは初戦敗退しましたが、混合ダブルスで準々決勝に進出。しかし、惜しくも敗れました。


女子ホッケーでは島根県奥出雲町出身の小早川志穂選手と長谷川美優選手、ローイングでは古田直輝選手が活躍しました。


熱戦が繰り広げられたオリンピックですが、8月28日からはパリパラリンピックが開幕します。山陰からは3人が出場。ローイング男子シングルスカルには米子市出身の森卓也選手。今年4月に韓国で行われたアジア・オセアニア大陸予選を勝ち抜き、パラリンピック出場をつかみました。

そして陸上・男子やり投げには米子市出身の高橋峻也選手。2019年の世界パラ陸上選手権大会では6位に入賞しています。

最後に車いすテニスでは出雲市出身・三木拓也選手。東京パラリンピックではシングルス、ダブルス共に出場しています。

まだまだ続く、スポーツの祭典。山陰出身の選手に注目です。

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