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「愛知パラ陸上競技フェスティバル」に鳥取から2人の選手が出場 悪天候のなか自分の記録に挑戦 2人の今後の活躍に期待 鳥取県

2025年4月14日 9:56
「愛知パラ陸上競技フェスティバル」に鳥取から2人の選手が出場 悪天候のなか自分の記録に挑戦 2人の今後の活躍に期待 鳥取県

4月13日は愛知県でパラ陸上の記録会が開かれ、鳥取県から2人の選手が出場しました。

パラスポーツ競技の普及と理解につなげようと13日、愛知県で開かれた「愛知パラ陸上競技フェスティバル」。あいにくの天気となりましたが、障害によってクラス分けされた約130人の選手が短距離、長距離、走り幅跳びなど6つの種目に挑みました。

この大会、鳥取からも出場者が。倉吉総合産業高校3年の小椋友貴選手と、倉吉市出身の立岡ほたる選手です。

立岡選手は、これまで女子車いすバスケットボール日本代表として多くの大会で活躍してきましたが、去年10月からはパラ陸上競技も始め、バスケと陸上の二刀流で練習に励んできました。競技をはじめて半年。今回が100mのデビュー戦です。

立岡ほたる 選手
「ちょっと、雨が。びっくりしています。」

Q緊張は?
「しています」

レーンの枠内をはみ出すと失格となり記録が残らないこの大会。悪天候の中で走ったことがないという立岡選手の目標は、「タイムよりもレーンの枠内で走り切ること」です。

立岡選手は女子車いす100m第4レーンに登場。慎重に走り出し確実に枠内を走っていきます。隣の選手とほぼ並走する形でフィニッシュ。24秒49で、無事記録をマークすることができました。

立岡ほたる 選手
「レーンの中を走れるかが不安だったし、雨の中やったことないからどうなるかがわかんなかったか ら漠然とした不安があった。/いろんな大会にできる限り参加して、自分が陸上どこまでできるのか なというのを知っていけたらいいなと思う」

一方、高校3年生の小椋選手は男子車いす100メートルと800メートルの2種目に出場しました。

出だしから安定したスピードで走り抜けた小椋選手。今大会2度目の挑戦ということで、どこまで記録を伸ばせるかが注目されていましたが、100mで自己ベストを更新。800mでも自分の力を出し切ることが出来ました。

小椋友貴 選手
「100mに関しては、たぶん自己ベストが出た感じで、 雨の中では良かったなという感じ。今後はまず、育成B指定選手に選ばれること だがそこからが始まりだと思うので、まずそこを確実に、この1年頑張っていきたいと思う」

5月にも大会を控えている両選手。今後の活躍に期待が高まります。

最終更新日:2025年4月14日 9:56
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