「快挙」を手土産に、岡山へ堂々の凱旋です。パリオリンピックの体操男子で3つの金メダルを獲得した岡山市出身の岡慎之助選手に、26日、県民栄誉賞が贈られました。

　26日午前、県庁を訪れた、岡山市出身で20歳の岡慎之助選手。伊原木知事から花束を受け取った後、駆けつけた県民に手を振り感謝の気持ちを伝えました。

　初出場のパリオリンピックでは、代表最年少ながら団体と個人、種目別の鉄棒で金メダルを獲得。日本勢では52年ぶりとなる3冠を達成しました。その快挙が「県民に明るい希望と活力を与えた」として、県から県民栄誉賞が贈られました。

（岡慎之助選手）「県民栄誉賞は誰でも受賞出来る訳ではないと思うので、こうやって地元が岡山で活躍できて、本当に嬉しく思っている。」

　岡選手は「県に恩返しがしたい」と話し、9月、佐賀県で開かれる国民スポーツ大会に出場する意向を示しました。