「あすチャレ!スクール」中学生が車いすバスケットボールを体験
障害や多様性などについて学んでもらおうと、佐土原中学校の生徒が車いすバスケットボールを体験しました。
佐土原中学校で開かれたのは、日本財団パラスポーツサポートセンターの出前授業「あすチャレ!スクール」です。
22日は、シドニーパラリンピック・男子車いすバスケットボールの元キャプテン・根木慎志さんが講師を務め、1年生と2年生合わせて155人が授業に臨みました。
授業では、生徒の代表が競技用の車いすに乗って、バスケットボールを体験。一生懸命、車輪をこいでボールを追いかけたり、座ってシュートをしたりして、楽しさや難しさを感じていました。
根木さんは、階段があっても、周囲の人が助けることで状況を変えることができると話しました。
(講師 根木慎志さん)
「世の中でみんなが生きていく中で困ることが障害とするならば、これは社会の仕組みだったり、みんなの考え方でできあがっているので、だからこそみんなの力で無くせるということを話させてもらいました」
(生徒は)
「シュートしたりパスしたりして、仲間が点を入れたときは嬉しさがあって楽しかったです。障害がある方が道などにいたら助けてあげたり、何かできることがないか聞いてみたりしたい」
生徒はスクールを通し、障害への理解や周囲の応援の大切さなどを学んでいました。