全国高校選抜に挑む 宮崎工業レスリング部
レスリングの全国高校選抜大会に出場する宮崎工業高校。上位入賞をめざし、レベルアップを図っています。
「自分から積極的に攻めましょう1・2・3シャー!」
全国高校選抜を前にトレーニングに励む宮崎工業レスリング部。宮崎工業は、2月に行われた全九州高校新人大会・団体戦で3位に入り、全国大会出場を決めました。団体戦は7階級で試合を行い、4勝したチームが勝ちとなります。
(柴田慎吾監督)
「チーム全体のバランスがいいので、全国大会では勝負できると思っている。」
チームを引っ張るのは、80kg級の田原想羅キャプテンです。これまでは前に出る攻めのレスリングで勝負してきた田原選手。全国大会に向けては相手の力を利用してバックを取る戦術にも磨きをかけています。
(80kg級・田原想羅キャプテン)
「相手の得意なプレースタイルをさせないように前に出て、自分が一方的に攻めるレスリングをしたら勝てると思う。1位を取れるように頑張りたい。」
九州大会65kg級優勝の竹井蓮人選手は、団体戦と個人戦に出場、活躍が期待されます。竹井選手はスピードとパワー、テクニックを兼ね備えたオールラウンダー。去年の夏以降取り組んできたメンタル面の強化で、落ち着いた試合運びができるようになりました。
(65kg級・竹井蓮人選手)
「ずっと強気で試合に臨むことができて、気軽に試合ができて最近調子が良くなった。全国高校選抜では、団体も個人も1勝でも多くできるように頑張りたい」
団体戦で最も重い125kg級は木藤陽大選手。本来92kg級の木藤選手は、持ち前のスピードとテクニックで、相手との体格の差をカバーします。
(125kg級・木藤陽大選手)
「自分が積極的に動いて、相手を動かすようなレスリングをすれば大丈夫。」
さらに大きな相手に力負けしないよう、ウエイトトレーニングにも力を入れています。
(125kg級・木藤陽大選手)
「チームに貢献して優勝できるように頑張ります」
全国の強豪に挑む準備を進める選手たちに、柴田慎吾監督は期待を寄せます。
(柴田慎吾監督)
「最後まで諦めずに練習したことを生かせるように、失敗しても成功してもチャレンジしてほしい。」
「全国選抜優勝するぞ!オー」
レスリングの全国高校選抜大会は3月27日から新潟県で開催されます。宮崎工業は、団体1回戦で愛媛県の八幡浜工業と対戦します。