山梨中央銀行 アマチュア6人制バレー 2年連続日本一 地元開催決勝をストレートで制す
全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会のグランドチャンピオンマッチが8日、山梨県甲府市で行われ、女子は東部1位の山梨中央銀行が連覇を達成。2年連続でアマチュア日本一に輝きました。
グランドチャンピオンマッチは、東西の決勝リーグ上位2チームが出場。ヴィアーレ兵庫(西部1位)との決勝では、立ち上がりから山梨中央銀行のライト平岡みさとが鋭いスパイクを連発。今大会を最後に現役を引退するベテランが、チームをけん引しました。
平岡選手
「最後までやりきろうと。もうこんなに一生懸命バレーボールを追いかけることはないと思うので、自分のところで決め切る。そこで仕事しないと引退できないと思った」
第1セットはデュースまでもつれますが、センター山田栞奈が鮮やかなクイックを決め、28-26で先取します。
第2セットは増穂商業高出身の小澤茉奈が得点を量産しました。
小澤選手
「大黒柱として点を取ってくれる平岡選手が現役最後ということで、有終の美で終わらせてあげたいという思いが一番あった。点を取ろうと思って頑張った」
第2セット終盤には、相手のスパイクを平岡が一人でシャットアウトする場面も。25-20でこのセットも取りました。
接戦となった第3セットも、持ち前の粘りのバレーを展開。デュースとなりますが、最後は小澤が強烈なスパイクを決め、26-24。山梨中央銀行がセットカウント3-0のストレートで連覇を決めました。
試合後、平岡選手の目には涙が―。
平岡選手
「自分のバレー人生を素晴らしいチーム、素晴らしい環境、素晴らしい大応援の中で終わらせてもらったので本当に感謝している」
最優秀選手賞には平岡選手が選ばれました。