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3度リードもドロー決着 J2甲府 敵地で今季無敗続くも7位に 山梨県

2024年4月14日 18:35
3度リードもドロー決着 J2甲府 敵地で今季無敗続くも7位に 山梨県
サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は14日、アウェーでロアッソ熊本と対戦。3度もリードするものの、3-3(3-2、0-1)の引き分けに。通算成績は4勝3分け3敗で勝ち点は15となり、順位は2つ下がって7位となりました。

今節は守備のリーダーのDF今津佑太(南アルプス市出身)が出場停止。さらに大卒新人のDF井上樹(甲府市出身)がけがで離脱。注目のセンターバックはDFエドゥアルド・マンシャとDF神谷凱士のレフティーコンビが先発しました。

甲府は前半5分、コーナーキックからMFアダイウトンやFW三平和司がシュートを放ち、混戦となりますが、最後はアダイウトンが仕留め、3試合ぶりの先発起用に応えるゴール。先制に成功しました。

11分に同点とされた甲府ですが、わずか1分後、中盤でボールを受けたMF木村卓斗が強烈なミドルシュートをゴールネットに突き刺し、再びリードを奪いました。

しかし35分、GK渋谷飛翔が神谷と接触し、負傷。GK山内康太(南アルプス市出身)が急遽、ピッチに送られました。

42分に再び同点とされた甲府は、その直後、神谷がクリアの際に熊本の選手と接触し、負傷。前半で2人目の交代を余儀なくされます。

嫌なムードが漂う中、前半ラストプレーは甲府のフリーキック。MF佐藤和弘のシュートはクロスバーに弾かれますが、三平が頭で押し込み、3-2に。3度目のリードを奪います。

しかし後半34分、ミドルシュートを決められ、3度目の同点に。終盤は熊本に押し込まれる展開が続きますが、なんとかしのぎ切り、勝ち点1を手にしました。

甲府は今季、ホームでは1分け3敗で未勝利。アウェーは4勝2分け無敗です。

次節は20日に行われ、ホームに19位・ザスパ群馬を迎え撃ちます。
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