沖縄や新潟からも参加 空手・形の元世界王者らが技術指導 山梨県
世界大会優勝経験者など、空手の形の第一人者たちが指導する「ウルトラスーパー形セミナー」が11日、山梨県笛吹市で始まりました。
甲府市の「長谷川空手スクール」が形の技術を全国の空手家に広めようと企画。コロナ禍を経て、4年ぶりに開かれました。
指導にあたるのは、世界大会団体形を6連覇した“レジェンド”長谷川伸一師範をはじめ、元世界王者で山梨学院大の片田貴士監督など日本トップレベルのコーチ陣です。北は新潟から南は沖縄まで、約60人が参加。小学生から60代までが真剣な面持ちで教わっていました。
長谷川師範は「空手を愛してその技を広めてもらい、理解してもらい、持ち帰って、種をまいて芽が出て実を結んでほしい」と期待。沖縄から来た中学2年の三浦なぎ選手は「移動の仕方や突きの出し方についてたくさん例えを使って教えてくださったので、とても分かりやすかった」、九州産業大1年の川原琉花選手は「長谷川空手スクールならではの教え方がとても魅力に感じて、とても参考になる」と話していました。
最終日の12日は甲府市でセミナーが開かれ、約40人が参加する予定です。