山梨学院大 駅伝監督に大﨑悟史氏「学生の能力を最大限に引き出す」
山梨学院大陸上競技部は5日、新しい駅伝監督に、コーチだった大﨑悟史氏(47)が就任したことを発表しました。陸上競技部は「リーダーの変更により、チームの流れを一新し、第101回大会(箱根駅伝)以降に向け、山梨学院大の『駅伝』の復活を目指すため」としています。就任は3日付。
大﨑氏は大阪府出身。清風高から山梨学院大に進み、3年生で臨んだ1998年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)10区で区間賞を獲得しています。卒業後は2004年の東京国際マラソンで2位、06年のアジア大会マラソン男子で3位に入りました。2008年の北京五輪マラソン日本代表に内定しましたが、直前の故障で出場できませんでした。
2016年から母校に戻り、陸上競技部のコーチを務めていました。
大﨑氏は「陸上競技部で頑張っている学生の能力を最大限に引き出すとともに、箱根駅伝本選で結果を出して学生が喜ぶ姿を見ること、さらに卒業後もマラソン等で上の舞台を目指す選手の育成を目標に、選手、学生スタッフ、陸上競技部スタッフ一丸となって頑張る所存です」とコメントしています。
前任の飯島理彰氏は、長距離・駅伝スタッフ・スカウト担当となりました。
山梨学院大は1月の第100回箱根駅伝で、最下位の総合23位でした。