人気歌舞伎役者が観客を魅了!「松竹大歌舞伎」素顔でのファンサービスも
日本を代表する歌舞伎役者による公演が、秋田を代表する大舞台で行われました。
映画製作などを手がける企業、松竹による歌舞伎の全国巡業公演、「松竹大歌舞伎」が、秋田市の、あきた芸術劇場ミルハスで行われ、テレビドラマなどでも活躍する歌舞伎役者が観客を魅了しました。
公演開始に先立ち、客席に姿を見せたのは、中村隼人さん。
テレビドラマや時代劇、バラエティ番組などにも活躍の場を広げている中村さんは、出演者の一人ですが、まずは素顔で登場し挨拶しました。
「もちろん思い出にしていただくのはもちろんですけども、ぜひハッシュタグ歌舞伎見たよとかですね、松竹大歌舞伎とのせていただいて、歌舞伎公演宣伝していただきたいと思います」
観客が自由に写真を撮れる時間もつくった中村さん。
歌舞伎に親しみを持ってもらい、公演を楽しんでもらうための、工夫の一つです。
秋田市のミルハスで11日に行われた松竹大歌舞伎は、映画製作などで知られる、松竹が手掛ける歌舞伎の公演で、先月末から、国内20か所を回る、巡業公演を始めています。
素顔でファンサービスを行っていた中村さんは、10分ほどで身支度を整えて登場しました。
披露されたのは、親子がお互いを思いやったり、様々な困難から守ろうとする、家族の義理と人情を描いた「双蝶々曲輪日記・引窓」など2つの演目です。
演目のしめくくりでは、中村さんが、父の錦之助さんとの息の合った演技も披露。
情感たっぷりにそれぞれの役を演じきる歌舞伎役者たちの姿が、集まった約500人の観客を魅了していました。