さわやかな秋晴れのもと 小学生が昔ながらの手作業で稲刈り 「わかめご飯にして食べたい」
24日の県内は、さわやかな秋晴れとなりました。
大館市では、小学生が稲刈りを体験しました。
子どもたちは、昔ながらの手作業で、稲を刈り取りました。
雲ひとつない、さわやかな秋晴れの下、稲刈りを体験したのは、大館市の成章小学校の4年生と5年生20人です。
学校では、地域の豊かな資源や食の大切さを学んでもらおうと、毎年、4年生と5年生が米づくりを体験しています。
24日は、約2アールの田んぼで5月下旬に自分たちで植えた「あきたこまち」を、鎌を使って丁寧に刈り取っていきました。
刈り取った稲は、昔ながらの乾燥方法、はさがけに。
子どもたちは、ワラで稲を束ねるという慣れない作業に苦戦しながらも、1時間半ほどで作業を終えました。
「すごく量があって大変だったけど、みんなでチカラを合わせて最後まで掘ることができました」
「私わかめご飯とか好きだから、わかめご飯にして食べたいなと思っています」
実りの秋を実感した子どもたち。
収穫した「あきたこまち」は、11月以降に給食で提供され、みんなで味わうことになっています。