「安全運転してね」秋の全国交通安全運動に向け集会 夕暮れ時から夜間の事故に注意
秋の全国交通安全運動が21日に始まるのを前に、秋田市で集会が開かれました。
県や警察に加えて、地元の保育園児も参加して、安全運転を心がけるよう呼びかけました。
園児
「運転する人は安全運転してね」
制服を身にまとい、呼びかけを行ったのは、秋田市のわかこま第一保育園の年長園児です。
園児
「みんなでがんばるぞ!」
秋の全国交通安全運動が21日に始まるのを前に、秋田市で集会が開かれ、県や警察、それに交通安全運動を推進する団体などが参加しました。
県警察本部 山本哲也 本部長
「(交通事故で)お亡くなりになる方、あと重傷を負われる方っていう数はそんなに減っておりません。しかもそのほとんどは高齢者という、こういう現状にあるわけでございます」
今年に入ってから19日まで、県内では交通事故で23人が死亡しました。
8割にあたる18人が65歳以上です。
このうち、今月13日から16日にかけての4日間で3人が死亡していて、県が18日、「高齢者交通死亡事故多発注意報」を出しました。
これから日暮れが早くなり、夜間も含めて歩行者の確認が遅れ、事故の危険性が高まるとして、県は、反射材やライトなどを適切に使うよう呼びかけています。
秋の全国交通安全運動は、月末の30日まで行われ、期間中は警察のパトロールが強化されます。