春の風物詩 こいのぼりとサクラの共演
サクラが満開となっている由利本荘市の公園に、こいのぼりが設置されました。
地元の保育園児などが描いたこいのぼりも飾られ、優雅に空を泳いでいます。
太田英梨花アナウンサー
「午前5時です。日が昇って空が明るくなりました。こいのぼりを吊るすロープが川を渡りました」
由利本荘市東由利の国道107号沿いにある「宿河川公園」です。
30年余り前から毎年サクラの時期に合わせてこいのぼりが設置されています。
18日は、40代から70代までの地元の有志およそ15人が作業を行いました。
由利本荘市東由利の18日朝の最低気温は6度。
農作業や出勤前の朝早い時間に手際よくこいのぼりをつるしていきました。
保育園児などが描いたこいのぼりも毎年飾られていて、今年は新たに5匹が仲間入りしました。
これまであったこいのぼりと合わせて、ひとつひとつロープとワイヤーに掛けていきます。
作業開始からおよそ2時間。
サクラ並木に沿うように、100匹余りのこいのぼりが飾られました。
宿自治会 小野清夫会長
「地域のみんなに喜んでもらって、ここを往来する人にも楽しんでいただければ」
宿自治会の小野清夫会長によりますと、宿河川公園のサクラは14日ごろに咲き始め、16日に満開になりました。
サクラとこいのぼりの共演が見られるのはあとわずかですが、こいのぼりは、大型連休最終日の来月6日ごろまで飾られることになっています。
空を舞う立派なこいのぼりは、もうしばらく楽しめます。