「霜降」…だけどあたたかく 季節の歩みはゆっくりと
23日は二十四節気の「霜降」です。冷え込みが強まり霜が降りるころとされていますが、各地で平年より気温が上がり、日中は25度以上の夏日となった所もありました。11月にかけて気温は平年並みか高い日が多い予報です。
県内は朝からぐずついた天気で、夕方以降は、所々で雨脚が強まっています。一方で上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で気温は高くなりました。
23日朝の最低気温は平年を10度余り上回って8月下旬並みとなった地点もありました。大館市は13.6度で今シーズン初めて氷点下を記録した21日の朝と比べると14度近い差となりました。
日中は各地で平年より気温が上がり、にかほ市が27.0度と夏日になったほか、湯沢市が24.6度、秋田市は22.4度でした。日ごとを比べても、朝晩と日中を比べても、気温差が大きい状態が続いています。
男性
「日中は日差しが当たってきてちょっと暑くなってくるかなっていう感じがするんですけれど、朝晩はほんと冷えてきて、こういう上着を着ないと過ごせないみたいな感じですね。」
女性
「なるべく冷えないように、布団とかいっぱいかけて寝てます。」
仙台管区気象台によりますと、来月にかけて東北地方の気温は平年並みか高い日が多い予報です。ただ12月以降は冬らしい寒さが続き、降雪量は平年並みか多くなる見込みです。季節の歩みはゆっくりですが、少しずつ冬へと移り変わっていきます。