新スタジアム建設 現在の第2球技場の代替地を勝平市民グラウンドにする方針 秋田市
秋田市の八橋地区での建設が確実になっている新たなスタジアムについて、市は、建設予定地にいまある施設、第2球技場の代替地を、勝平市民グラウンドにする方針を示しました。
市は、この方針や新スタジアムの建設場所を、県などに年内に説明して、合意を得たい考えです。
秋田市は、新たなスタジアムの代替地に関する方針の市議会への説明を、20日に始めました。
新スタジアムは、八橋運動公園内の第2球技場、通称、スペースプロジェクト・ドリームフィールドと、健康広場がある2万平方メートルあまりの敷地に建設されることが確実になっています。
この2つの人工芝のグラウンドは、現在、サッカーやラグビーの練習場や、イベントの会場として使われています。
その代替地は、八橋運動公園内のASPスタジアムや多目的グラウンドなどが候補に挙げられていました。
秋田市は、健康広場の代替地は、公園内の相撲場とその周辺にして、芝生広場を整備することを決めています。
第2球技場の代替地は、約1.8キロ離れた勝平市民グラウンドを使う方針が示されました。
このグラウンドの広さは、約2万4000平方メートルで、いまは全面が土のグラウンドです。
代替地となった場合は、一部を人工芝にして、2億5000万円あまりをかけて整備し直すことにしています。
市は、この方針や新スタジアムの建設場所について、県とブラウブリッツ秋田に年内に説明して、合意を得たい考えです。