大雨から間もなく2週間 にかほ市ではボランティアが活動 人数が不足しているところも
先月の大雨から、間もなく2週間です。
住宅の浸水被害があったにかほ市では、6日もボランティアが土砂の撤去など作業を続けています。
平日はボランティアの人数が不足しているところもあり、各地域の社会福祉協議会が、引き続き、協力を呼びかけています。
先月の大雨で、これまでに21件の住宅の浸水被害が確認されているにかほ市では、平日の6日、10人のボランティアが集まりました。
にかほ市では、先月30日からボランティアを受け入れていて、土日には一日平均30人ほど、平日は10人前後が参加しています。
ボランティアが活動しているのは、住宅の浸水被害が多かった琴浦地区です。
要望のほとんどが、浸水した家財の運び出しと、住宅に入り込んだ土砂の撤去だといいます。
琴浦地区では、高齢者だけの世帯も少なくなく、住民だけの力では復旧が進まないのが現状です。
佐藤健さん
「重量物とかは動かせないし、泥をかき出すといってもいろいろな道具が欲しかったり、こういうふうに皆さん来ていただいて、こんなに手際よくやっていただいて、こうやって進んでいるので、本当に助かっております」
県内では現在、由利本荘市とにかほ市でボランティアを受け付けています。
平日は参加が少ないことに加え、お盆前の次の土日も申し込みが少ない状況で、住民の要望全てに応えられない日もあるということです。
由利本荘市とにかほ市は、お盆の時期は受け入れを休止しますが、今月いっぱい、毎日ボランティアを受け入れることにしていて、協力を呼びかけています。