シャキシャキ食感と香りが特長!「山ウド」の収穫盛ん 品質も上々 生産者おすすめの食べ方は?
能代市で、シャキシャキとした食感と香りが特徴的な「山ウド」の収穫が、いま盛んに行われています。
去年までの2シーズンは、大雨による被害を受け、収穫量が落ち込みましたが、今シーズンは順調に生育していて、品質も上々です。
能代市二ツ井町の農事組合法人「鬼っこファーム」では、地域特産の「山ウド」の収穫が先月下旬に始まり、この時季ピークを迎えています。
冬の間、電熱線で暖め、温度が管理された土の中などで育てられる「山ウド」。
シャキシャキとした食感と香りが特徴的で、県内では、能代市二ツ井町で盛んに栽培されています。
JAあきた白神によりますと、3年前とおととしに、大雨の被害にあったことから、去年までは、収穫量が2年連続で例年より落ち込みました。
一方、今シーズンは、天候に恵まれたことから、順調な生育を見せていて、こちらの法人で収穫される「山ウド」は、品質も上々だということです。
鬼っこファーム 畠山勝也 代表理事
「昨年は天候には恵まれて、株の養成もみなさんよくできたかなというふうに思うので、去年・おととしの分も、今年みんなでがんばって出荷の方をしていきたいなと思っています」
「ちょっとあく抜きしていただいて、野菜スティックだったりっていう形で生で食べていただくと、自然の甘みと山菜の風味もあって、非常においしいかなと思います」
JAあきた白神管内での「山ウド」の収穫は4月上旬まで続き、県内を中心に東北や関東などへ出荷されます。