二十四節気の「雨水」も…真冬に逆戻りしたような冷え込み この先も厳しい寒さや雪が続く見込み
18日は、二十四節気の一つ「雨水」です。
気温が上がり、雪が雨に変わるころとされていますが、県内は真冬に逆戻りしたような冷え込みとなりました。
強烈な寒気の影響で、この先も、厳しい寒さや雪が降りやすい状態が続く見込みです。
鴨下望美アナウンサー
「きょう(18日)は、二十四節気の雨水ですが、秋田市は雪が降ったりやんだり、変わりやすい天気となっています。そして何より寒いです!千秋公園のこちらの池も、一部分が凍ってしまっています」
秋田市では、午前6時半ごろに、最低気温、氷点下3.2度を観測し、17日の同じ時間と比べて5度あまり低くなりました。
鹿角市八幡平は、氷点下8.0度、仙北市田沢湖は氷点下5.7度、湯沢市湯の岱は氷点下5.6度で、内陸を中心に厳しい冷え込みとなり、県内すべての地点で最低気温が0度を下回っています。
18日は雪が雨に変わるころとされている二十四節気の雨水ですが、ここ数日の、気温が比較的高かった状態から一転して、真冬の寒さに戻っています。
冬型の気圧配置が強まり、日本の上空には強烈な寒気が流れ込んでいます。
秋田市も変わりやすい天気で、時折、ふぶいて見通しが悪くなる時間がありました。
寒気は強弱を繰り返しながら来週の月曜日ごろまで居座るとみられていて、県内はこの先しばらく厳しい寒さや雪が降りやすい状態が続く見込みです。
19日朝も冷え込みが強まり、最低気温は、大館市が氷点下9度、秋田市で氷点下4度、横手市が氷点下7度と予想されています。
路面や水道管の凍結にも注意してください。
大雪と強風で、公共交通機関にも影響が出ます。
JR奥羽線は、大館駅と青森の津軽新城駅の間で終日運転を見合わせ、そのほかの区間や特急列車にも運休や遅れが発生する見込みです。
羽越線や五能線にも影響が広がる可能性があります。
最新の情報を確認するようにしてください。