LGBTQ自認の成人9.3% 米調査会社
アメリカでLGBTQ、性的少数者だと自認している成人が9.3%に上るという調査結果が公表されました。
アメリカの調査会社ギャラップは20日、LGBTQだと自認していると答えた成人は、2024年の調査で9.3%にのぼったと発表しました。
前の年の7.6%を1.7ポイント上回っていて、調査が開始された2012年の3.5%から12年で3倍近くに増加しています。
内訳では5.2%がバイセクシュアル、2.0%がゲイ、1.4%がレズビアン、1.3%がトランスジェンダーだと答えたということです。
世代別に見ると、1945年以前に生まれた人でLGBTQと自認しているのは1.8%に対し、1997年から2006年の間に生まれたZ世代では、23.1%にのぼります。
若い世代ほどバイセクシュアルと自認する傾向が高まっていると分析しています。
トランプ大統領は就任演説で「性別は男性と女性の2つだけ」と発言するなど、バイデン政権が推進した多様性を重視する取り組みを真っ向から否定する姿勢を見せています。