「ナガイモと間違えて食べた」家族が観賞用に育てていた有毒植物グロリオサの球根で食中毒 近くにはハクサイやキャベツ 秋田県
大仙保健所管内の60代の男性が有毒植物のグロリオサの球根を誤って食べ、食中毒を起こしました。
グロリオサによる食中毒は県内で初めてとみられていて、男性は「ナガイモと間違えて食べてしまった。」と話しているということです。
こちらは男性の家に残されていた有毒植物のグロリオサの球根です。
県によりますと男性の家族が観賞用に育てていたもので、春に植え直すため自宅で保管していました。
近くにはハクサイやキャベツも置かれていて、男性は今月8日の夕食にナガイモと間違えて調理し、食べてしまったということです。
その夜から腹痛を発症し、その後入院していましたが症状が回復しきょう退院しました。
記録が残る1946年以降、県内でグロリオサによる食中毒の発生はなく、確認されたのは今回が初めてとみられています。
県は、観賞用の植物の球根を野菜と同じ場所に保管しないことなど県民に注意を呼び掛けています。
最終更新日:2025年2月14日 18:36