東北電力は、秋田火力発電所の4号機を1日に廃止したと発表しました。
これで1号機から5号機まですべてが廃止されたことになります。
秋田市飯島にある秋田火力発電所の4号機は、出力60万キロワットで、1980年に稼働を始め、近年は、電力需要が高まる夏や冬のピークの時間帯に活用されていました。
重油や原油を燃料としていることや、設備の老朽化もあって、去年3月に廃止される予定でしたが、ロシアによるウクライナ侵攻などから世界的に燃料価格が高騰したことを受けて、廃止が1年4か月延長されていました。
東北電力はその4号機を1日、廃止したと発表しました。
これで秋田火力発電所は1号機から5号機まですべての発電設備が廃止されたことになります。
今年の10月ごろに撤去の工事を始める見通しです。
