県の来年度当初予算案の編成作業はじまる
県の来年度当初予算案の編成作業が始まりました。来年春に、県知事選挙が行われることから新規事業を抑えたいわゆる「骨格予算」として編成します。
予算編成会議は来年度の県の予算の「基本方針」を協議して確認する場です。知事をはじめ県の幹部が集まって開かれました。
知事挨拶
「来年は私がいよいよ引退です。まあそういう意味からしますと、同じ骨格でもだいぶ性格違う かなと、そう思ってます」
来年4月のいまの任期限りでの退任を明言している佐竹知事は冒頭でこう述べ、来年度の当初予算案は、最低限の、いわゆる骨格予算として編成を進めます。
人口減少への対策や自然災害関連の予算を重要視していく考えです。今後、地方創生の交付金や、県税の増額が見込まれている一方、人件費の増額などもあり、県財政は一層厳しい状況にあります。
佐竹知事は「一定の基金を残しながら、持続可能性をもって財政が不健全にならないようにしていくことが必要」だと述べました。
最終更新日:2024年10月8日 18:37