県は節電効果の大きい家電、省エネ家電を購入した世帯に購入費用の一部を助成するキャンペーンの第2弾を26日スタートさせました。対象となる家電の省エネ性能が去年より引き下げられ、より幅広い製品で助成が受けられるようになりました。
県は去年、省エネ家電の普及と電気料金の値上がりに苦しむ家計を支援しようとエアコンと冷蔵庫の購入費用を助成するキャンペーンを行いました。しかし、対象となった製品は省エネ性能が高い一方、価格も高かったことなどから申請件数が伸び悩みました。そこで、対象となる家電の省エネ性能を引き下げて、改めてキャンペーンを行うことにしました。
省エネ家電購入応援キャンペーンの第2弾の対象となるのは去年と同じくエアコンと冷蔵庫です。補助額は省エネ性能に応じて変化します。本体価格の15パーセントを助成する場合は1万5000円を上限に、20パーセントを助成する場合は2万円を上限に商品券またはキャッシュレスポイントで還元されます。
複数の家電を購入した場合の助成額は1世帯あたり最大10万円です。県内に本店がある店舗で購入するとさらに5000円分付与されます。申請は12月27日までですが、およそ1万5000台分の予算額に達し次第、終了となります。
