五城目町長選挙 元町議会議員の荒川滋氏が新人同士の一騎打ちを制し初当選 防災・減災対策の強化を目指す
任期満了に伴う五城目町の町長選挙の投票が、16日に行われ、元町議会議員の荒川滋氏が、新人同士の一騎打ちを制して、初当選を果たしました。
いまの任期限りで退任する現職の渡邉彦兵衛氏にかわり、20年ぶりに五城目町の新たなトップに選ばれた、元町議会議員で新人の、荒川滋氏57歳。
町の防災・減災対策の強化を中心に訴えて、五城目町の職員だった、同じく新人の川村拓氏48歳に、300票あまりの差をつけて、初当選を果たしました。
荒川滋 氏
「何をするにも、まずは災害に強い町でなければ、何も始まっていきません。ですので、災害に強い町を全力で進めてまいります」
荒川氏は、3年前とおととしの記録的な大雨を教訓にして、町を流れる河川の整備に、県や国に支援を訴えながら、取り組みたい考えを示しました。
荒川滋 氏
「議会を通して、7年前から、馬場目川にたまりにたまった土砂を取り除かなければ、大変なことになるよっていうことを訴え続けてきたんですけども、全く進まないまま、おととしと3年前の水害を受けてしまった。ということですごく残念で。これからは、川の管理者である県の方に、ハートの伝わる、熱意の伝わる強い要望を続けていきたいと思うし」
五城目町長選挙の投票率は、71.55パーセントで、前回4年前を1.97ポイント上回りました。
荒川氏は、今月25日に町長に就任します。