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梵天奉納の団体も高齢化で・・・ 

2024年2月21日 19:26
梵天奉納の団体も高齢化で・・・ 

秋田市太平八田にある三吉神社総本宮では毎年2月終わりから3月初めにさまざまな団体がそれぞれの梵天を奉納しています。45年間参加してきた団体の梵天は、後継者不足や高齢化を理由に今年が最後になるかもしれません。

奉納に先立ち21日、梵天づくりを行った三吉睦会。NTTの前身、電電公社時代の職員の有志が作った会で、当時の職員を中心にさまざまな地区の人が集まって45年間梵天を制作してきました。ただこの会も高齢化が進んでいます。

力の神様を祀る秋田市太平の三吉神社は以前は木曽石三吉神社と呼ばれていました。梵天奉納は明治時代からおよそ150年続いていると言われていて、毎年旧暦の1月17日に合わせ、この時期にさまざまな団体がそれぞれの梵天を奉納しています。三吉睦会はコロナ禍を挟んで4年ぶりに梵天を制作して奉納します。しかし作業を通して、続けていく難しさを実感しています。今年が最後という声も聞こえる中、会のメンバーはそれぞれの担当に分かれて作業していました。

三吉睦会の梵天は今は珍しい「銭梵天」とも呼ばれています。50円玉と5円玉を糸で結び合わせ文字を書いたものです。三吉睦会の梵天奉納は秋田市の太平八田三吉神社総本宮で26日月曜日に行われます。

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