銀行員になりすまし 秋田市内に住む80代女性からキャッシュカードをだましとり340万円余りを引き出した容疑 受け子とみられる男を逮捕 他にも東北で複数の詐欺に関与
銀行員になりすましてキャシュカードをだまし取り、340万円余りを盗んだとして31歳の男が再逮捕されました。男が同じような容疑で逮捕されるのはこれが4度目で、警察はほかにも被害があるとみて調べを進めています。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、本籍が東京都港区の無職山本将太容疑者31歳です。
秋田臨港警察署の調べによりますと、去年10月、山本容疑者の共犯者が銀行員になりすまし、秋田市内に住む80代の女性に「詐欺事件であなたの口座から50万円が引き出された。暗証番号を変更する必要があるので、これから銀行員を向かわせる。」などとうその電話をかけました。
その後、山本容疑者が女性の家を訪れ、キャッシュカード1枚をだまし取った疑いがもたれています。
さらに山本容疑者は、そのキャッシュカードでATMから現金あわせて341万7000円を引き出して盗んだとして、3日午後に逮捕されました。容疑を認めています。
山本容疑者は去年12月に宮城県で逮捕され、その後青森県、岩手県でも再逮捕されました。山本容疑者はいわゆる受け子とみられていて、警察はほかにも被害があるとみて調べを進めています。