全国からボーイスカウトが 秋田市でイベント
全国各地のボーイスカウトが一堂に集い交流を深める年に一度の全国大会が25日から秋田市で開かれています。
全国大会の一環として秋田市のアルヴェではボーイスカウトの活動について知ってもらおうと、体験型のイベントが開かれました。テーマは防災です。会場には段ボールの中を進む迷路や木材でできた橋を渡るコーナーなどが設けられました。どれも、普段とは異なる環境で避難することを想定したものです。訪れた子どもたちはボーイスカウトのメンバーと一緒に体験しながら防災について考えました。このイベントは26日も開かれます。
また、今回の全国大会でボーイスカウト日本連盟とUNHCR=国連難民高等弁務官事務所は覚書を交わしました。戦争などでふるさとを追われた世界各地の難民の支援を共に行うというものです。現在も着られなくなった服などを集めて難民に届ける活動に協力して取り組んでいます。ボーイスカウト日本連盟は難民の現状について理解を深めながら、支援を続けていくことにしています。