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“酒気帯び運転の車に同乗” 県職員が減給処分に

2024年1月22日 19:23
“酒気帯び運転の車に同乗” 県職員が減給処分に

去年8月、酒気を帯びた状態で車を運転した井川町職員の車に県の職員が同乗していたとして、県はこの職員を22日付で減給処分にしました。職員は夕方からおよそ4時間、複数人で飲酒をしていて、車に乗った経緯は「記憶にない」と説明しています。

県は22日に開かれた県議会の総務企画委員会で職員の処分について報告しました。減給10分の2、1か月の処分を行ったのは山本地域振興局に勤務する27歳の男性職員です。

県によりますと男性職員は去年8月、八郎潟町にある飲食店で井川町の職員、それに友人2人のあわせて4人で会食。午後6時から2軒の店で4時間ほど飲酒し、すでに泥酔状態でしたが井川町の職員と2人で次の店に向かいました。3軒目の店には運転代行を利用して移動しましたが、目的の店が閉まっていて、運転代行の業者もすでにその場から離れていたため、友人が運転しその車に職員が同乗したということです。

その道中、警察官が2人が乗る車を発見し、井川町職員は現行犯逮捕され、県の男性職員も飲酒運転同乗の疑いで警察に事情を聴かれていました。男性職員は先月不起訴となりましたが、22日まで自宅待機の指示を受け、出勤はしていませんでした。県は一連の事態を陳謝し、再発防止のため対策を強化する考えを示しました。

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