拳銃の“不適切保管”で女性巡査が本部長注意に
拳銃を私物のリュックサックに入れ不適切に保管したとして、県警察本部が県中央部の警察署に勤務する20代の女性巡査を本部長注意としていたことがわかりました。女性巡査は「準備に手間取り、先輩警察官を待たせてしまうと思って急ぎ、軽はずみな行動をとってしまった」と説明しているということです。
県警察本部によりますと県中央部の警察署に勤務する20代の女性巡査は去年11月下旬、通報に対応するため現場に向かいました。その際、身に着けるかあるいは定められた保管場所に預けておく決まりになっている拳銃を、署内の執務室にあった私物のリュックサックに入れ不適切に保管したとして、県警は先月26日付で女性巡査を本部長注意としました。
管理担当者が保管場所に一丁足りないことに気づいて発覚するまで拳銃はおよそ4時間半、不適切な保管状態でした。県警の聞き取りに対し女性巡査は「出向前の準備に手間取り、先輩警察官を待たせてしまうと思って急ぎ、軽はずみな行動をとってしまった」と説明しているということです。
去年4月には県北部の警察官も拳銃の不適切な保管で本部長注意となっています。