全県警察署長会議 緊急事態への迅速かつ的確な対応を指示
全県警察署長会議が開かれ今年の基本方針や重点目標を確認しました。県警察本部の森田正敏本部長は災害など緊急事態への迅速かつ的確な対応を指示しました。
会議には県内に14ある警察署の署長のほか、県警察本部の幹部など、およそ70人が出席しました。県警察本部の森田正敏本部長は能登半島地震や羽田空港で起きた航空機の衝突事故、それに去年の記録的な大雨に触れ、「緊急事態が発生した場合は警察の総合力を発揮し迅速かつ的確な対応が求められる」と訓示しました。
県内で確認された特殊詐欺被害の件数が5年連続で増えていることから、森田本部長は「依然として深刻な情勢」にあるとして、対策と取り締まりの強化を指示しました。会議では子どもと高齢者の交通事故防止に重点を置いた取り組みを進めることも確認し合いました。