旧型車両313系、名古屋駅を発着する約340両に防犯カメラを取り付けへ セキュリティーを強化 JR東海
JR東海は在来線のセキュリティーを強化するため、営業運転をしている旧型車両に防犯カメラを後付けすると発表しました。
JR東海が防犯カメラを後付けするのは313系の車両です。対象は名古屋駅を発着する車両約340両で、2024年度から1両あたり3つの防犯カメラを取り付ける作業を順次行い、2028年度に完了する予定です。
防犯カメラでは、指令所の社員がリアルタイムで車内の状況を確認することができるほか、常時、録画をすることができるということです。
在来線車両の防犯カメラをめぐっては、JR東海は2022年に営業運転を開始した新型車両315系とHC85系で初めて搭載し、製造時に装備してきました。
こうした取り組みで、在来線のすべての車両への防犯カメラの整備を進めて、セキュリティーを強化するとしています。