“かかし”の頂上決戦、始まる あの世界的人気キャラも参戦！？ 第16回の栄光は誰の手に・・・ 岐阜・下呂市
第16回 かかしコンテストが開幕
衆議院選挙まで3週間あまりですが、岐阜県下呂市では、もう1つの選挙が始まっていました。
“かかし”の一番人気を決める「かかしコンテスト」開催！
下呂市の北部に位置する馬瀬地区で選挙が行われていると聞きつけ、さっそく現場に向かってみると、田園風景が続く道路沿いに人影のようなものが見えました。候補者たちが並んで支持を訴えているのかと近づいてみると、人ではなく…。
かわいらしいカエルに、スパンコールがまぶしいドレスをまとった女性。さらに、大量の牛乳パックでできている人気ゲームの主人公マリオも！？
これは一体、何の選挙なのでしょうか？ 観光協会の小川さんに話を聞いてみると…。
南飛騨馬瀬川観光協会 小川智哉事務局長：
「地元の方々に手作りの“かかし”を作っていただいて、見学した方に投票してもらう“かかしコンテスト”をやっています」
行われていたのは“かかし”の選挙。地域の名物になればと始めたそうで、今年で16回目を迎えました。今年エントリーしているのは7体の“かかし”。向かいの駐車場に投票箱が設置されていて、誰でも投票可能。全国から投票しに来る人もいるそうです。
地元の米農家・二村さんたちが3人で作ったのは、畑仕事終わりにプロポーズする様子を表現した作品で、タイトルは「求婚」。男性の手にはしっかり指輪も握られています。
製作者の一人である二村浩さんによると、今回の投票でよい結果が出たら、来年は赤ん坊を抱いた“かかし”が見られるかも…ということでした。
“第16回 かかしコンテスト”は10月26日まで投票可能。11月3日の“下呂馬瀬秋のふるさと祭り”で表彰式が行われる予定です。
