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「どんなお財布使ってる?」 売り場では小型財布がトレンド化、Z世代では利便性を追求した“100均財布界隈”が拡大 キャッシュレス化で変化する“おサイフ”のカタチ 

2025年3月14日 19:00
「どんなお財布使ってる?」 売り場では小型財布がトレンド化、Z世代では利便性を追求した“100均財布界隈”が拡大 キャッシュレス化で変化する“おサイフ”のカタチ 

キャッシュレスの浸透が進むなか、お財布のカタチも様変わりしているようです。

100円アイテムを使う人も!小型化する財布

かつては憧れの対象でもあった長財布。しかし、街の人々の財布を見せてもらうと、かさばらないコンパクトな財布を使う人が増えていました。

名古屋市中村区にある『ハンズ名古屋店』の売り場でも、キャッシュレス化によって売れ行きが変化。『ハンズ名古屋店』田川将三さんによると、最近は小型の財布がトレンド。各メーカーから、さまざまな形の小型の財布が出ているといいます。

一番人気は、カードとお札が入る小型の財布。カードがスライド式で登場し、カードが落ちない構造になっているのも人気の理由のようです。

財布はとても大事なものですが、街頭インタビューでは、“財布を持ち歩かなくても平気”という声も。

服装に合わせてかばんを変えているため、財布を入れるのを忘れてしまったという高校生は、「『あ!忘れた』って気が付いたけど、スマホもあるし」と回答。キャッシュレス化を活用し、財布を忘れてしまっても困らない決済スタイルを確立していました。

一方、100円ショップで購入したコインケースを財布として使用している人も。「小銭とすぐわかって、小銭ごと分けられるところ(がいい)」と、コインケースならではのメリットを明かしました。

また街頭インタビューでは、友人が“100均財布界隈”だと答えた高校生も。「100均財布界隈」とは、100円のクリアポーチを財布の代わりに使う人たちのこと。財布に入れるのはお金だけなので、100円ショップのアイテムで十分という人もいるようです。

使いやすくて便利!“100均財布界隈” の世界

中京テレビ『キャッチ!』スタジオには、実際に100円ショップで購入したビニールポーチのお財布が登場。スタジオでは、「軽くて小さい、中身が見えるのが便利」、「サイズ感もいいし、お金が減ってきてもわかる」など声が寄せられました。

ほか、100円ショップ『セリア』で販売している人気商品「コインホルダー」(110円)も登場。丸い部分に硬貨をはめ込み、小銭を収納するアイテムで、最大収納枚数は29枚(2,830円分)だといいます。

スタジオで実際に使用した際には、「硬貨を一枚ずつはめ込んでも、落ちない」「チャリンチャリンという、小銭ならでの音もしない」など使用感に注目する感想も挙がりました。

時代に合わせて、小さくなっていく財布のサイズ。そのトレンドは、なんと“カプセルトイ”にまで広がっていました。

今春、約3社から平成初期に流行した「コインシリンダー」のカプセルトイが発売。硬貨を積んで収納することができ、キーホルダーとしても使えるコインシリンダー。発売予定の3社のうち1社は、“100均財布界隈”の存在が販売キッカケのひとつとなっているといいます。

また、福岡県のスーパー「トライアルGO」7店舗では、顔認証で決済ができるシステムを導入。顔の情報にスーパーの決済アプリの情報が紐付いており、財布やスマホも出さずに買い物ができるといいます。

決済方法が増えてくるなか、“おサイフ”の選択肢が広がっています。

最終更新日:2025年3月14日 19:00
中京テレビ
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