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東海3県 地価公示 岐阜で33年ぶりの上昇

2025年3月19日 1:16
東海3県 地価公示 岐阜で33年ぶりの上昇

土地の価値を示す地価公示が発表され、岐阜県では、住宅地や商業地などすべての用途をあわせた数値が、33年ぶりに上昇に転じました。

国交省などによりますと、岐阜県では、住宅地、商業地などのすべての用途を合わせた数値は、バブル崩壊後、下落が続いていましたが、今回、前年比で0.1%プラスとなり、33年ぶりに上昇に転じました。

高山市上三之町の商業地の調査地点では、前年比で28.8%上昇していて、全国で8番目の上昇率となっています。

上昇の要因としては、宿泊者数がコロナ禍前の水準を超えるなど、インバウンドによるものが大きいとみられています。

愛知県内の地価は、住宅地・商業地ともに4年連続で上昇した一方で、上昇率は4年ぶりに縮小しました。

上昇率縮小の要因は、賃金の上昇が東京や大阪と比べてゆるやかで、収益性の改善が予想しにくいことなどが指摘されています。

商業地で価格が最も上昇したのは、付近で盛んにマンション開発が行われた、名古屋市千種区の「今池ガスビル」で、1平方メートルあたりの価格は14.2%上昇し、161万円となりました。

三重県では、住宅地・商業地ともに2年連続で上昇しています。

最終更新日:2025年3月19日 1:16
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